家族がつながる家
【ツナガリノイエ】
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間取りについて、お施主様のこだわり
プライペートとパブリックのバランス。
子どもたちのプライバシーも大切にしてあげたい、お子さまが成長し、それぞれのライフスタイルが確立しても居心地よく過ごせるようにしたい。これらの要望で設計を依頼しました。
→その要望が、どのように反映された?
ファーストプランを手直しすることなく、そのまま形に!
パブリックとして、玄関を入ってすぐにLDKを設計。
どこの部屋に行くにも必ずLDKを経由し、家族の繋がりを自然と感じられるように。
逆にプライベートの確保としては、そこから少し離れたところに主寝室や子ども部屋を設計。
お子さまが成長しても、居心地の良く過ごせる家になりました。
▷LDK経由の間取りは、廊下などの共用部分が縮小されるのでコストの削減も実現!
高窓について
LDKの壁、天井付近に5つ並ぶ正方形の窓。
見た目が可愛いらしいだけでなく、方角を考慮して季節問わずに十分な採光が取れるように設計。
また、自然換気(温度差換気)にも大変効果的です。
冬でもたっぷりと日差しが入るので、エアコンの稼働も最小限に。
ワンタッチで降りるロールカーテンを設置しているので、夏の強い日差しを遮ることも可能です◎
造作家具について
テレビボードはお部屋の床や壁などに使ったタモの木にあわせて造作。
大工が作り上げる造作家具は、お部屋の雰囲気により溶け込むのはもちろん、転倒などの心配もないので安心です。
外観について
ガルバリウム鋼板を全体に使用。ツヤのある白に、玄関周りのみマット加工の黒をチョイス。
さらに玄関周りは貼り方に一工夫した鎧貼りにしてアクセントをつけました。
また、凹凸と白黒で規模より大きく感じる錯覚は、設計の仕掛けのひとつです。
シンボルツリーのオリーブの木もよく映える、モノトーンのシンプルでシックな外観に仕上がりました。
※設計監理 図子弘規・建築計画工房の設計コンセプトを元に作成しています。