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時を越えて修復された阿弥陀さま

2022-03-15
カテゴリ:上棟式・地鎮祭,コラム
上棟式の様子。屋根の下にはまだベールに包まれている阿弥陀さまが…!
こんにちは、
広報のたなか(き)です。
 
田中建設のちょうど裏あたりにある徳成寺
実は今、そこにいる阿弥陀さまの屋根を田中建設で作成中なのです!
先日行われた上棟式でお伺いした、この阿弥陀さまにまつわる、
なんとも不思議なお話をご紹介したいと思います。
 


この阿弥陀さま、もともと高瀬町の爺神山に祀られていました。
…なんと、頭だけの状態で。
 
これは悲しい、どうにかしてあげたい、との思いから有志の方々のご協力のもと改修に踏み切ることになりました。
 
そして、その改修工事中に驚くべき一報が入ったのです。
__近くの谷に、阿弥陀さまの胴体がある、と!
 
令和3年6月15日、爺神山には新たな石像が無事に開眼。

気になる元の石像は、頭と胴体が時を越えて繋がり縁結びの阿弥陀さまと名付けられ、
徳成寺にて仮安置することになったのです。
そう、これが冒頭でお話しした阿弥陀さまです。
 


わたしはまず、徳成寺さんと地元の有志の方々の優しさと行動力に深く感銘を受けました。
なんだか悲しい…と思うまでは、多くの人が出来ること。
しかしそこから先、行動に移すのはより強い意志がある人にしか出来ないと思うからです。
このみなさんの行動力がなかったら、阿弥陀さまが元の状態に戻ることは二度となかったかもしれない。
 
人の優しさが生んだ、不思議な出来事。
今はまだ、物語の一部でしかないような気がしてなりません。
これからもっと不思議なことや幸せが訪れる気配がするのはわたしだけでしょうか。
 
この阿弥陀さまが徳成寺に来た背景を知ったら、一度会ってみたくなりませんか。

その際は是非、その屋根にも注目してご覧いただけたら嬉しいです。
実際のお家にももちろん使われる、本瓦葺きの屋根になっています!

お披露目の日程はまだ未定。
決定次第またこちらでもお知らせするので、ぜひ足を運んでみてくださいね!
縁結びの阿弥陀さまが徳成寺に来た経緯を説明している様子
書面に詳しい内容が記載されている。
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